楽天が宇宙からの音声通話に成功していた件、楽天が日本の携帯キャリア事業に与える影響
先日、目の前で見知らぬ人が突然倒れて慌てて救急車を呼んだのですが、そのときに「携帯電話が繋がる」という当たり前を提供してくれるありがたさを再認識しました。
そんなこんなで携帯キャリア事業の話です。
楽天が日本の携帯産業に与えた影響はかなり大きいと思っています。
他国の事例として、過去2012年にフランスで第4のキャリアが参入したことで、携帯料金が月額約5,200円から約1,900円に下がっています。
一方、日本の月額の携帯料金は楽天が第4のキャリアとして参入する前は約6,000円と言われていますが、楽天が2019年10月から参入したことで、既存のキャリア3社は今までの半額、月額2,980円のプランを打ち出しました。
もちろん料金を下げた要因は楽天の参入だけでなく、参入前の2017年ごろから格安SIMが普及しはじめたり、そもそもなぜ楽天が携帯キャリア事業に参入できたのか、参入後の対応や品質はどうか、という話もあるのですが、
それでも楽天の参入が携帯の通信料金を下げる大きな要因になったと考えています。
そんな楽天が、また携帯キャリア産業に大きい影響を与え得るニュースを出していました。
楽天のスペースモバイルサービスの実現への第一歩、宇宙からの音声通話が成功しています。
これが実現すれば基地局が不要になり、屋外なら山奥であろうとどこでも電波が通り、災害時であっても問題なく通信ができる、そんな未来になると考えています。
楽天のスペースモバイルが実現すればほかのキャリアも追従せざるを得ず、携帯キャリア事業がさらに発展するのではないでしょうか。
とはいえ楽天が日本の携帯キャリア事業に及ぼした影響は大きく、スペースモバイルが実用化すればさらにこの事業が発展すると期待しています、今後の動向が気になるばかりです!
ここまで楽天への期待を言っておいてなんですが、私自身は1ユーザーとしてシビアに考えてよりお得な会社を使うだけです...。楽天モバイルの回線品質の向上にも期待!